あさりの砂抜きは成功していますか?うまく砂抜きをしないと、食べた時に「ジャリ」って感じになっちゃいます。あれって気分よくないですよね。間違って砂を食べちゃっても、大便と一緒に排泄されますが、せっかく美味しく食べられると思ってたのに残念ですよね。そこで、砂抜きを成功させる時間、塩分濃度、暗くすることについてご紹介していきます。
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あさりの砂抜きの時間はどれくらい?
あさりの砂抜きをする前に、真水で汚れをキレイに洗い流しましょう。その時に、あさりとあさりをこすりあわせて洗うと汚れが落ちやすくなります。この時に、あまり強くこすり過ぎると、あさりの殻が割れてしまうことがあるので、割れない程度にこすって洗いましょう。
あさりの砂抜きの時間は、潮干狩りで獲ってきたものと、スーパーで買って来たものでは違います。
スーパーで売っているあさりは、あらかじめ、砂抜きをしている場合もありますが、たま~に砂が残っている場合もあるので、念の為に3時間程度砂抜きをしておくと良いでしょう。
もし、あなたが潮干狩りで獲ってきたあさりを調理して食べるなら、一晩は砂抜きするようにしましょう。長い時間あさりの砂抜きをする場合には、あさりが吹き出した砂や汚れを洗い流したあとに、塩水を入れかえるときれいになります。また、1度あさりが吐いた砂や汚れを、再度あさりが吸い込んでしまうことも少なくなります。
一晩おいて砂抜きをしたあとには、1度洗ってから調理しましょう。
あさりの砂抜きをするときの塩分濃度
潮干狩りで獲ったあさりを持ち帰るときには、その場所の海水と一緒に持ち帰りましょう。自分で塩水を作らずに済みますし、塩分濃度もそのままなので砂抜きに最適です。ちょっと重いのですが、頑張りましょう。
もし、スーパーなどであさりを購入した場合には、塩分濃度を約3%にした塩水を作って砂抜きをします。塩分濃度約3%の塩水とは、水600mlに対して18~20g程度の塩を溶かして作ります。その時の水は、塩素が入っていないペットボトルなどの水(特にアルカリイオン水)がおすすめ。水道水の場合には、汲んでから1時間ぐらい後に塩水をつくります。錆びた鉄のクギを入れると効果があると言われています。
あさりの砂抜きをするときの5つの注意点
あさりの砂抜きをする時に、注意したいことがあります。これをしっかりとしておけば、上手に砂抜きができます。
・あさりを重ねない
ボウルに入れて砂抜きをすることもできますが、できればバットなど広くて浅いものを使って砂抜きをしましょう。あさりを重ねてしまうと、上のあさりが吐いた砂を下のあさりが吸い込んでしまうこともあります。網付きバットなら上げ底にできるので、あさりが吐いた砂を再び吸い込むことがなくなります。
・新聞紙などでフタをする
バットにあさりと海水または塩水を入れた後に、新聞紙などをかぶせておきます。もし、新聞紙などでフタをしなかった場合には、その周りに海水を撒き散らされてしまいます。あと片付けも面倒なので、なにかかぶせておきましょう。
・海水、塩水の量
バットに入れる海水、塩水の量は、あさりの殻が少しはみ出すくらいで十分です。
・冷たすぎない場所で砂抜きする
海水、塩水の温度が低すぎても砂を吐きにくくなるので、触って冷たく感じない常温、20度前後の温度が良いです。
・かき混ぜない、そっとしておく
あさりを海水または塩水につけたら、あまりかき混ぜないようにそっとしておきましょう。
あさりの砂抜きをするなら暗くしておこう
あさりは明るいとなかなか砂を吐いてくれません。そこで、フタをして砂を吐かせるようにするのですが、できれば新聞紙を使いましょう。新聞紙は、あさりが吐いた塩水や海水を吸ってくれる、暗くできる、空気が通るといったメリットがあります。ピッタリとしたものやラップなどでフタをしてしまうと、外の空気を遮断してしまうのでおすすめできません。
あさりの砂抜きの時に気になるのが、ちゃんと砂を吐いてくれているかということ。新聞紙でフタをしたあとに気になりますよね。そこで、時々見たりするのですが、できればそ~っと見るようにしましょう。急に明るくすると入水管や出水管を引っ込めてしまいます。
まとめ
あさりが砂を吐かない場合には、塩分濃度が薄いことが原因かもしれません。塩分濃度は3%程度で、網付きバットと新聞紙を使って砂抜きをすると、あさりが砂を吐いてくれるはずです。そうすることで、あさりを使った美味しい料理ができるでしょう。
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